膣トリコモナスの代表的な症状をチェックしよう!

男女共に自覚症状の出にくい性感染症、それがトリコモナスです。乾燥に弱いことから表に性器が露出した男性が発症することは少なく、膣トリコモナスの発症率の方が高いのです。とはいえ男性だって発症率ゼロとは言えず、特に包茎の方を中心に患者がいますし、尿道内に発症することもあるのです。

その原因となるのはトリコモナス原虫という寄生虫です。放置していると寄生した原虫は活発化する一方、決して自然治癒することはないので早期発見早期治療を心がけてください。

自覚症状が少ないとはいえ、日頃から自身の身体を注意してみていると違いが分かる場合もあります。
例えば男性だと、尿道の分泌物や炎症が起こっているはずです。女性だと、オリモノの量が増加したり泡状になる・悪臭が出てくるといった変化があります。オリモノは女性にとって健康状態を測るバロメーターとなるので日頃からよく注意しておくべきです。悪臭や増加など違和感にいち早く気がつくようにしましょう。外陰や膣に刺激感・強いかゆみを感じる場合もあります。

違和感を感じた場合、病院では尿や膣分泌物を採取して顕微鏡や培養検査を行うこととなります。トリコモナスに感染していることが分かったら、パートナーと共に治療が行われるのです。症状は感じていなくとも性感染症であるトリコモナスは、70パーセントから80パーセントの確率でパートナーにも感染しているのです。ピンポン感染を防ぐためにも同時治療する必要はあります。

男性の場合は飲み薬、女性は膣錠での治療が中心です。メトロニダゾールが処方されることが多いです。メトロニダゾールは一般名、フラジールの名前でご存知の方も多いでしょう。抗トリコモナス剤として1957年から使用されてきており、長い歴史を持つのです。用法用量を守って使用すれば、81.7パーセントから100パーセントの確率で除菌効果が得られます。たった7日から10日程度の治療期間でよいので本当にあっという間です。

悪化して膣から炎症が卵管まで進むと、不妊症や早産・流産も招いてしまう恐ろしい病気なので将来の為にも恥ずかしくとも治療に臨んでください。粘膜を通じて感染する病気なのですから、コンドームを使用することが大いに予防効果となります。無秩序に誰とでも避妊も行わずにセックスをしていれば、実際に感染したときに誰が発生源かも分からず困ることに、自分自身を大切にしなければなりません。ほぼ半数は自覚症状はないものの、その3分の1は6ケ月以内に症候性になると言われています。悪化して行く中でオリモノに血が混じることもありますし、外陰部や膣に強いかゆみや刺激感を感じて病院に行くというケースもあります。男性の方も、排尿時に痛みを生じたり膿が出てきたりといった場合も、こころあたりがあるならすぐに病院に行くことにしましょう。体外に出ても水分のある場所であればしばらくは生存可能なトリコモナス原虫、プールや銭湯で感染することもあります。

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