薬で治らないコンジローマは手術が必要?

病原体

性器や肛門の周りにイボが出来る病気、それが尖圭コンジローマという性感染症です。イボの色は白やピンク・褐色・黒と様々で、大きさも1ミリから3ミリ前後で形も乳頭型からニワトリのトサカ・カリフラワーのような状態になったりととにかく様々なのです。デリケートゾーンと言われる部分だけに他の理由でイボが出来ることもおかしくはありません。それにかゆみも痛みもなく自覚症状が無いのです。そして性器の周りに発症することもあり放置してしまいがちです。とはいえヒトパピローマウイルスというウイルスに感染しているのであり、場合によっては子宮頚がん・陰茎がんを引き起こす危険性もあるので大きくなる前に早く治療に踏み切るべきです。性感染症の一つであるコンジローマ、セックスやそれに類似する行為で皮膚や粘膜が接触することにより感染するものの、3週間から8ヶ月と潜伏期間が長いので、いつ誰から移ったか特定するのは難しいとされています。

コンジローマの治療法は2種類あります。もしも症状がそれほどでもなく小さなイボであれば薬による治療が通常でしょう。ベセルナクリームというのが処方されるはず、ベセルナクリームはコンジローマの治療薬として世界75カ国以上の国と地域で使われている塗り薬なのです。2007年12月に日本でも健康保険が適用される薬になりました。自身でイボに直接塗ることで治療することが出来ます。

早く治療に踏み切らず放置したままだとイボは大きくなるのです。そうなると薬で治すのが難しくなり、外科的治療・すなわち手術が必要となってきます。ベセルナクリームだと長期に渡って塗り続けなければならないので、それを面倒だからと一足飛びに手術に踏み切るケースもあります。様々な手術法がありますが、いずれも小手術あるいは日帰り入院程度となるので、考えてみても良いかも知れません。ただしイボを取り除いてもウイルスが残っていた場合には、再発を繰り返すこともあります。出来れば悪化してウイルスが広がる前に早期発見早期治療を行ってください。

手術法ですが、液体窒素で凍らせて取り除く凍結療法や麻酔をしたうえで電気メスで焼く電気焼しゃくをしてもよいでしょう。同じく麻酔をしてレーザー光線で取り除く炭酸ガスレーザー蒸散・専用器具で切除する外科的切除もあります。決して長時間に渡る本格的手術というわけではなく簡単ですが、痛みを伴ったり傷跡が残ったりといった可能性もあるのです。それに費用もかかってしまいます。症状や治療法により数千円から数万円と幅広く、どういった方法を行うのがよいか・保険は使えるのかなど医師とよく相談し自身でも調べてから適切な方法を取るようにしましょう。

コンドームを使用するだけでも粘膜同士が触れ合うことなく発症の確率はかなり下げることができます。性行為に対する考え方が自由になってきている現代社会ですが、自身の身体を守りたかったらやはり決まった相手とだけ行うのが一番です。

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